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素直な気持ちと眠い気持ち

「小学生日記」

小学生日記 (角川文庫)

著者   hanae*
発行   プレビジョン(単行本)
      角川書店(文庫版)

「今、テーブルをはさんで、わたしの目の前で、
モトイは漢字を練習している。母は、せんたくものを
干したら、またモトイのわきに座る。母も大学が
夏休みなので、毎日、モトイの横に座り、
いっしょにがんばっている。母は、相変わらず、
ちょっとだけほめて、あとはおこっている。

モトイは相変わらず、しょっちゅう泣きながら勉強している。
でも、漢字は、もうすぐ四年生の下の教科書が終わる。
最近は、母から出される漢字のテストで、三十個もあるうち、
モトイがまちがうのは一つか二つしかない。

モトイ、がんばって。『かのうせい』を、みんなの前で
発表できるモトイ。泣いても、がんばるモトイ。
モトイはわたしの自慢の兄だ。」

(「モトイと日本語」より)

モデルである華恵(hanae*から名前を改めたとのこと)さんが
小学生のときに書いた文章です。

「モトイと日本語」は、アメリカから帰国して、
日本語の習得に四苦八苦しているお兄さんの話。泣いたり、
戸惑ったり、悔しがったりしながら、ブレークスルーを
経験して、成長していくモトイ。

先に帰国していて
日本語を話せるようになっていた妹である著者は
とても落ち着いた視線でモトイの変化を見つめます。

努力するモトイ、そして叱咤激励するお母さん、
そしてそれを見守るハナエ。この作品からは
3人の気持ちを暖かく感じることができます。

この本を読むのは2度目なのですが、
思わず電車の中で涙…。
多分、何度読んでも泣いてしまうでしょう。

ここまで素直に、率直に自分の気持ちを
文章にできたらどんなに素敵でしょう。
素直であることに加えて、客観的であることも
この著者の作品の魅力。

ちなみに、「モトイと日本語」とあと2つの作品は
新聞社主催の作文コンクールで賞を受賞しています。

秋の読書にお勧めです。
「素直」ってこういうことなんだな、と
思い出させてくれる素敵な本です。

<今日のひとこと>

寝ることが好きというか、
睡魔になかなか勝てません。

最近はやることもたくさんあるので、
寝てばかりもいられないのですが、
子どもの頃に母に言われた言葉が今でも忘れられず。

「死んだらずっと寝ていられるから、今は起きなさい」

ごもっとも。

どれだけ寝てばかりいる子どもだったか(いや、大人になっても)
おわかりいただけると思います。

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