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名前を呼ぶということ

中学校1年生向けの英語の教科書 
"Sunshine 1" (開隆堂出版)をめくっていると
こんな例文がありました。

Takeshi:  Mike, this is my friend Haruka.

Mike: Hi, Haruka. Nice to meet you.

Haruka: Hi, Mike. Nice to meet you too.

マイクくんとはるかちゃんは初対面。
たけしくんは二人の共通の友だちとして
紹介役を買ってでました。

たけし  「マイク、友だちのはるかだよ」

マイク  「こんにちは、はるかさん。はじめまして」

はるか  「こんにちは、マイクさん。はじめまして」

友だちを紹介する文章としてごくごく
一般的な言い方です。どうせ教科書英語でしょ、と
侮ることなかれ。ジュード・ロウも使っています。

Graham(Jude Law): Amanda, this is my daughter Sophie.

                            Sophie, this is my friend Amanda.

グレアム(ジュード・ロウ) 「アマンダ、これは娘のソフィー。

                 ソフィー、こちらは友だちのアマンダだよ」

 

from "The Holiday"(2006)

ホリデイ 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]
                           
「映画で学ぶ英語」のコーナーでした。
The Holiday は私の好きな映画ですが、
家族で見ると気まずくなる場面もあるので、
英語学習教材としては使いにくいです。残念ね。

さて、名前を呼ぶということ。
会話の例にもあったように、
英語ではよく名前を呼び合います。

日本語では小さな子どもに対しては、
「じゃあ、けんいちくん(架空です)、またね」と
呼びかけたりしますけれど、大人同士には
名前を呼び合う習慣はない気がする。

「じゃ、社長、お先に失礼します」もありか?

いや、社長は置いて帰るわけにいかないから、
例文としては文化的に不適切ですね。

「じゃ、課長、お先に失礼します」ぐらいが妥当か。

社長も課長も名前じゃないけどね。

閑話休題。

ともかく、名前を呼ぶことは「あなたのことをちゃんと
認識していますよ」と言っているのと同じこと。
英語で話すときには紹介された人の名前を
呼ぶことに決めておきますか。

そんなことを考えながら23日の朝日新聞夕刊をめくると、
「『本名の意義』訴え リリアン・テルミ・ハタノさん」の記事が
目に入りました。ハタノさんは甲南女子大の准教授。
日系ブラジル人、ペルー人の子どもたちの名前が
日本の公立学校でどのように扱われているかを調査して、
『マイノリティの名前はどのように扱われているのか』を
まとめたばかりです。

マイノリティの名前はどのように扱われているのか―日本の公立学校におけるニューカマーの場合

著者   リリアン・テルミ・ハタノ
発行   ひつじ書房

「名前のアイデンティティーを尊重するかどうかは、
一人一人を大切にする社会かどうかをはかる
バロメーターだという」

朝日新聞 2009年7月23日木曜日 夕刊 
「テークオフ」欄より

名前を呼ぶことは一人ひとりを大切にすること。
本当にその通りだと思います。

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