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矛盾は解消しなくていい

庭から見える河津桜が雨にぬれています。

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さて。

「二度あることは三度ある」と
「三度目の正直」

思えば中学生のころから、
「いずれかが真実に近いにちがいない」と
思い、一体どっちが正しいのか
人知れず思い悩んでいました。

いや、人に聞いたこともありました。

しかししかし。

結局、どっちも真実なんですよね。
だからことわざ?として生き残っていると
気づいたのは結構いい年になってから
だったような気がいたします。

こんなふうに一見、矛盾と思えることは
すべて解決したい、解決すべきである、と考えるのが
合理的であると私自身、考えていましたし、
たぶん、そういう社会的風潮もあると思います。

そして、さらさらと読み急いでいたこの本に
はっ!!!と目を覚まさせられました。

『未来を予見する5つの法則』

未来を予見する「5つの法則」

著者  田坂広志
発行  光文社

「『矛盾のマネジメント』とは、
矛盾を『止揚』するマネジメントである

『割り切らない』

それが、『矛盾のマネジメント』の要諦です。

なぜなら、こうした『矛盾』に対して、
それを機械的に『割り切って』しまうと、
生命力が失われてしまうからです。」

「では、どうすれば良いのか。
『割り切り』でなければ、どうすれば良いのか。

弁証法的な『止揚』をすることです。」

2ページで1つのテーマについて語る
構成なので読みやすい本です。語り口が優しいので、
難しい言葉が出てきてもまどわされずに読み進めていくと、
著者の考えがページに浮かび上がってくるように感じました。

止揚(=アウフへーベン<ドイツ語>)とは
「互いに矛盾し、対立するかに見える二つのものに対して、
いずれか一方を否定するのではなく、両者を肯定し、
包含し、統合し、超越することによって、より高次元の
ものへと昇華していくこと」だそうです、著者によりますと。

簡単に要約できませんので、
本書の通読をお勧めいたします…

私はそこまで難しいことはまったく思いつきませんでしたが、
矛盾する二つのものがあった場合、どちらかを選ぶ、
残ったものを否定する、ということに息苦しさを感じていました。

物事、一つだけが未来永劫正しいってことは
あまりないように思うので。これは人の性格に
拠るところもある気がします。

割り切らなくていいというのはいいですね。気楽。
でも、実際には割り切るより覚悟がいるでしょう。
田坂さんの本は難しいようにも見えますが、本から
人類愛を感じます。公式サイトはこちら

ブックデザインもかっこいい。
装丁は長坂勇司氏。

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