無料ブログはココログ

blogram

  • blogram投票ボタン

リンク集

  • 東北復興支援
    kibou
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

翻訳、それから"Eat, Pray, Love"

一昨日(だったと思うけれど、記憶が定かではないのは
暑さのせいか?)、翻訳家山岡洋一氏の本を読みました。

「翻訳とは何か
職業としての翻訳」

翻訳とは何か―職業としての翻訳

著者   山岡洋一
発行   日外アソシエーツ

「外国語で書かれた本や記事や書類を読むとき、
外国語として読んでいるようでは翻訳はまったくできない。
外国語という意識がなくなって、内容を読む段階に
達していることが、翻訳者になるための前提条件である。」

そのほか、翻訳の技術について、また、翻訳の歴史について、
そして翻訳業界の現状について本当のことを教えてくれる良書。

玄奘(三蔵法師)を含め、歴史に残る翻訳家の壮絶な努力には
驚くばかり。暢気に生きてる場合じゃない、とはっとします。

著者の意見は厳しいのですが、それは本当のことを言っている
からであり、それは実のところ、大変親切なことでもあります。

「良薬は口に苦し」

と言いますし。翻訳、翻訳書に関心のある人はぜひ。

厳しい意見を拝聴したあとは、少々現実逃避したい気分
になります。そこで読んでいるのはこちら。

"Eat, Pray, Love"

Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia

Author:   Elizabeth Gilbert
Publisher:  Penguin Group

"I'm so excited about school."

"I hope the teacher will like me."

こんなシンプルな文章も出てきます。だからといって
中学生の学習には向かないと思います、内容的に。
30代女性が自分探しの旅に出る話ですから。

アマゾン↓からも映画の予告編が見られます。
主演のジュリア・ロバーツはどの映画でも
ジュリア・ロバーツ。さすが。

「食べて、祈って、恋をして」

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書 (RHブックス・プラス)

著者  エリザベス・ギルバート
翻訳  那波かおり
発行  武田ランダムハウスジャパン

The Darjeeling Limited

なんとなく借りてきた映画のDVD。
観てみたらびっくり。とてもよかったです。

「ダージリン急行」
The Darjeeling Limited

ダージリン急行 [DVD]

予告編はこちら→The Darjeeling Limited
(音が鳴ります)

監督 ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)
公開 2007年(米国)
出演 オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)
        エイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)
        ジェイソン・シュワルツマン
   (Jason Schwartzman)

インドを旅する3兄弟の物語。「何がどうなっているのか」と
疑問を抱きつつ観ていたら、思いがけず最後に
さわやかな感動が広がりました。

派手な映画じゃないし、ストーリー展開も風変わりですが、
しかし惹きつけられました。インドの様子もよかった。

でも、「これ、感動するからゼッタイ観て!」と勧められて
観たら同じように感じるかどうかはわからない。
人に勧めるってむずかしいもので。

好き嫌いを言わず、選びすぎずに気になる映画を
見ていけば好きなモノを見つけられる。それは
本でも人でも同じだと思います。


Rimg1962

6月中旬に咲いていた小さな花。よくよく見なければ
咲いていることさえ気づかなかった。

名前をつけたら…

映画"Monsters Inc."の後半を見る。

モンスターズ・インク [DVD]

監督  Pete Docter
制作  米国
公開  2001年

小さいおばけが大きいおばけに向かって

「名前をつけたらだめだよ。愛着がわいちゃうから」

という意味のことを言っていた。同じようなことを本でも
読んだことがあるけれど、そのとおり。
野良ネコに名前をつけたら、それはすでに「うちの
ネコちゃん」になっちゃうんですよね。

で、このセリフは英語でなんと言っていたのか。
表現を予想しつつ、いざ検索です。

ありました!

"You're not supposed to name it. Once you name it,
you start getting attached to it."
(名前をつけちゃだめだよ。名前をつけたとたんに
愛着を持ち始めるからね。)

引用はIMDbより。正確な引用かどうかは不明です。

英語と日本語を比べるたびに思うのですが、
日本語では、主語が省略されているケースが本当に多く、
英語はかならず主語が明示されている。その他の省略も少ない。

ということは!

英作文や英会話の際には
日本語では省略されている部分に注意を払うと
いいということではないだろうか!

というようなことを英語教室では教えています。

「散歩」は楽なことの代名詞?

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

映画"School of Rock"(2003年)を見ていたら、
"no walk in the park" という言葉がありまして、
「ラクじゃない」という訳がつけられていました。

walk とは、"take a walk(散歩する)" にあるように
「散歩」。例えば、"Let's go for a walk
in the park!"と言えば、

「公園を散歩しに行こうよ」

という意味。

"no walk in the park"が「ラクじゃない」のであれば、
"walk in the park(公園を散歩する)"のはラクな
コトの代表格なんだろうか。

確か、日本のアイドルの曲に
"walk in the park"というのがあった記憶が
うっすらとありますが、これは散歩について
歌った曲なんだろうか。

と、考え始めましたが、
深追いするのはやめまして、
"no walk in the park" は
「(公園を散歩するように)ラクじゃない」という
ことだけ、今日は押さえておきます。

いらいらの"Come On!"

"School of Rock"

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

監督    Richard Linklater
製作     米国
公開    2003年
出演    Jack Black, Joan Cusack, Mike White

『名作映画完全セリフ集
スクリーンプレイ・シリーズ
スクール・オブ・ロック』 

スクール・オブ・ロック (名作映画完全セリフ集スクリーンプレイ・シリーズ)

発行    スクリーンプレイ

7月から英語教室を開いています。

前々から映画を使って英語を学ぶ・教える
っていうのはいいなあと思っていたので、
教材に映画を取り入れました。

今、使用しているのは、
"School of Rock" のDVDとセリフ集。
なかなかいい教材です。

映画が教材として優れていると思う
最大の理由は、

「長々と文法や用法を説明しなくても、
セリフと状況から、言葉の使い方がわかる」
ということ。

英語は学校では教科ですけれど、
それ以前に人が普通に使う言葉です。
コツコツと覚えることも大事ですが、
百聞は一見にしかず、ということで、
実際に使われている場面を見ることも
とても大事だと思います。

英語を覚えるために旅行したり、
短期留学しても、会話を細かく書き取ったり
聞き取ったりするのは難しいし、費用もかかる。
その点、映画なら手軽です。

例として適切かどうかはさておき、
たとえば、"Come on!" という表現。

Ned:  "Come on! I may never have another girlfriend."

       「いい加減にしてくれよ。
    他に彼女なんてできないかもしれないのに。」

少々気弱なNed (Mike White)が、ルームメートの
Dewey (Jack Black) に「あんなうるさい女
なんか捨てちまえ」と言われ、気色ばむ場面です。

"Come on!"は「「その調子!」と試合で応援するときに
使ったり、「さあ、かかってこい」とけんかのときに言ったり、
この映画の場面で使われているように、
「いい加減にしろよ、よせよ」と抗議するときに使います。

この最後の用例を「反語的な使い方」と言ってもよく
わからないでしょう。しかし、映画で見ると、
Nedがかなりのいら立っていることがわかります。

すると、セリフの訳を見なくても
言葉の意味を推測できるわけです。
仮説を立てた上で、セリフ集や辞書で意味を
確認すると、頭に残りやすいだろうと考えています。

発音するときの口の動きと音も確認できます。
もちろん、映画の内容や俳優にもよりますが。

少しでも好きな俳優さんがいたら、映画は
教材としておススメ。DVDなら英語字幕も
出ますし、スクリーンプレイはいろいろな
映画のセリフ集を出しています。

扱う映画の種類を増やしていく予定。

<気持ちは金曜日>

Rimg1442














小さな木に実ったブルーベリー。

いや~、今週は疲れました。気持ちはもう金曜日。
といっても、私に曜日は関係ないんだよなあ。

今週はおそらくこの4年で最も忙しかったような
気がします。にもかかわらず、体力・気力に余裕が
ありました。ありがたいものです。

名前を呼ぶということ

中学校1年生向けの英語の教科書 
"Sunshine 1" (開隆堂出版)をめくっていると
こんな例文がありました。

Takeshi:  Mike, this is my friend Haruka.

Mike: Hi, Haruka. Nice to meet you.

Haruka: Hi, Mike. Nice to meet you too.

マイクくんとはるかちゃんは初対面。
たけしくんは二人の共通の友だちとして
紹介役を買ってでました。

たけし  「マイク、友だちのはるかだよ」

マイク  「こんにちは、はるかさん。はじめまして」

はるか  「こんにちは、マイクさん。はじめまして」

友だちを紹介する文章としてごくごく
一般的な言い方です。どうせ教科書英語でしょ、と
侮ることなかれ。ジュード・ロウも使っています。

Graham(Jude Law): Amanda, this is my daughter Sophie.

                            Sophie, this is my friend Amanda.

グレアム(ジュード・ロウ) 「アマンダ、これは娘のソフィー。

                 ソフィー、こちらは友だちのアマンダだよ」

 

from "The Holiday"(2006)

ホリデイ 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]
                           
「映画で学ぶ英語」のコーナーでした。
The Holiday は私の好きな映画ですが、
家族で見ると気まずくなる場面もあるので、
英語学習教材としては使いにくいです。残念ね。

さて、名前を呼ぶということ。
会話の例にもあったように、
英語ではよく名前を呼び合います。

日本語では小さな子どもに対しては、
「じゃあ、けんいちくん(架空です)、またね」と
呼びかけたりしますけれど、大人同士には
名前を呼び合う習慣はない気がする。

「じゃ、社長、お先に失礼します」もありか?

いや、社長は置いて帰るわけにいかないから、
例文としては文化的に不適切ですね。

「じゃ、課長、お先に失礼します」ぐらいが妥当か。

社長も課長も名前じゃないけどね。

閑話休題。

ともかく、名前を呼ぶことは「あなたのことをちゃんと
認識していますよ」と言っているのと同じこと。
英語で話すときには紹介された人の名前を
呼ぶことに決めておきますか。

そんなことを考えながら23日の朝日新聞夕刊をめくると、
「『本名の意義』訴え リリアン・テルミ・ハタノさん」の記事が
目に入りました。ハタノさんは甲南女子大の准教授。
日系ブラジル人、ペルー人の子どもたちの名前が
日本の公立学校でどのように扱われているかを調査して、
『マイノリティの名前はどのように扱われているのか』を
まとめたばかりです。

マイノリティの名前はどのように扱われているのか―日本の公立学校におけるニューカマーの場合

著者   リリアン・テルミ・ハタノ
発行   ひつじ書房

「名前のアイデンティティーを尊重するかどうかは、
一人一人を大切にする社会かどうかをはかる
バロメーターだという」

朝日新聞 2009年7月23日木曜日 夕刊 
「テークオフ」欄より

名前を呼ぶことは一人ひとりを大切にすること。
本当にその通りだと思います。

"21"、もしくは「ラスベガスをぶっつぶせ」

今日、たまたまWOWOWで映画を見る。

邦題は「ラスベガスをぶっつぶせ」で、
原題は何かな~と思ったら、"21"。

ラスベガスをぶっつぶせ [DVD]

監督     Robert Luketic
製作     米国
公開    2008年
出演    Jim Sturgess, Kate Bosworth, Kevin Spacey

ざっくり言うと、MITの学生がブラックジャックチームを組み、
確率の計算を武器にラスベガスで大もうけ、という
お話ですが、MITの教室でクイズショー形式で確率の問題を
Kevin Spacey が講義するシーンや、超優秀でハーバード
医学部に合格するもカネのない地味な学生が
その頭脳を武器にラスベガスで勝ちまくって
自信をつけていく様子にぐぐぐーっと引き込まれました。

教室のシーンで出てくる
"variable change"
という言葉がこの映画の肝とみました。

最近考えていることとリンクしそうな言葉のような
気がしましたが、今日はタイムアウト。
映画のメモのみとします。

昔、米国留学中にハーバードの寮と
MITの教室を見せてもらう機会がありました。
霧に包まれたようにうっすらとした記憶がよみがえります。

アメリカの大学ってやっぱりお金がかかるんだよな、と
"21"を見て思い出しました。そのあたりは、
Michael Moore 監督の "Sicko"がよく
描いていると思います。もちろん、彼おなじみの視点で。

映画とは関係ない気もするが、
見ながら「私は甘い選択を続けてきたな」と感じる。
トホホな週末だが、まあよしとする。

Resurrection of Mickey Rourke

resurrection とは 「復活、再生」。
The Resurrection で「キリストの復活」
「(最後の審判の日の)万人の復活」を示します。
(大修館「ジーニアス英和辞典 第3版」より)

発音はこちらから→ Merriam-Webster

"Witness the resurrection of Mickey Rourke"
(ミッキー・ロークの復活に立ち会え!)

映画"The Wrestler(音が出ます!)の宣伝にあったフレーズで、
Newsweek の記事から引用したもの。映画の邦題は「レスラー」。

映画のCMを見て、「この人、本当にミッキー・ローク?
ハリウッドの特殊メイクはさすがだね」などとのんきに構えていたのですが、
容貌の激変は本物でした。

"9 1/2 Weeks(ナインハーフ)”で見せた美しい顔立ちは
どこにいってしまったのでしょうか。6月9日付けの朝日新聞で
沢木耕太郎さんのコラム『銀の街から』で
この映画のレビューを読み、はっとしたのでした。

整形手術とボクシングで美貌を失ったとされるミッキー・ロークと
彼が演じるレスラー、ランディの人生が重なるからこそ、
この映画はひどく痛ましく、同時に見るものの胸を激しく揺さぶる、と。

容貌が著しく衰えても人は生き続けなければならず、
特に美貌がその人のすべてではないにしても
存在価値を大きく左右するものであるなら、
本人にとって容貌の激変は耐えられないものであったでしょう。

そんなミッキー・ロークが落ちぶれたレスラー役で映画に出る。
現実と虚構の垣根がぼやけ、人は彼の今と昔を必ず
比較する。その時点でこの映画は成功したと言えるんだろうな。

何が起こるのかすべてを承知の上で映画に出たミッキー・ローク。
本人の思いなど知る由もないけれど、胸が痛み、
その勇気と強さ、もしくはしたたかさを美しいとさえ感じます。

まさに「ミッキー・ロークの復活」なのでした。

そんな切ない映画を見るべきか見ざるべきか。
そんなことをつらつら考えているうちに6月も半ばとなりました。

写真は紫陽花の道。


Rot02229

Rimg1230

Rimg1233_3

The Verdict

「評決」

評決 [DVD]

原題   The Verdict
監督    Sidney Lumet
製作     米国
公開    1982年
出演    Paul Newman, Charlotte Rampling,
              Jack Waden, James Mason

Mikey   "I mean, you're not gonna change.
             Look around ya, what's gonna change?
             You think it's gonna be any different
             next week, next month?
            It's gonna be the same goddamn thing."

ミッキー 「おまえは変わらない。
       見てみろ、何が変わるんだ?
       来週になれば、来月になれば
       変わるとでも思っているのか?
       同じなんだよ。」

ポール・ニューマン主演の名作。
落ちぶれた弁護士が医療過誤訴訟で
再起を図る、ポール・ニューマン主演の名作です。

公開から27年も経ちました。

引用した台詞は、
昼間から酒を飲み、ピンボールで運試しを
している弁護士、フランク(ポール・ニューマン)に
仕事を回した先輩弁護士ミッキー(ジャック・ウォーデン)が
いらついてフランクにぶつけたもの。

身に沁みる台詞だなあ。

Paul Newman も Jack Waden も亡くなりました。
新作が多いレンタルビデオ店にもこの映画の
DVDはおいてありました。やはり名作です。

1982年の映画ですが、古さを感じさせないのは、
ボストンの町並みや裁判所の様子が
27年前から大きく変わらないからでしょうか。

演技もすばらしいけれど、
裁判員制度が始まるにあたって
参考にもなる映画です。

DVDには監督のLumet 氏が全編にわたって
映画を解説する音声があって、これが
よかった。画面の色使い、照明の使い方、
演出の意図などが聞けます。

映画は多くの計算によって成り立っていることを知る。
天才の気まぐれや即興によるところが
大きいと思っていましたが、そんなはずないか。

<今日のひとこと>

2月も終わり。3月末までには
芽が出るように種をまき続けよう。

Change!です。

Roman Holiday

「ローマの休日」

ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 [DVD]

原題   Roman Holiday
監督    William Wyler
製作     米国
公開    1953年
出演    Gregory Peck, Audrey Hepburn, Eddie Albert

Joe Bradley: "Life is not always what one likes.
                     Is it?"
Anya:           "No, it isn't."

ジョー    "人生ってものは必ずしも思いどおりになるものじゃない。
        そうだろう?"
アーニャ  "ええ、そうね。"

Princess Ann: "I will cherish my visit here in memory as
                       long as I live."

アン王女   "生きているかぎり、今回のローマ訪問を
         思い出として大切にしたいと思います。"

Audrey Hepburn は何度観ても魅力的。
DVDには晩年のHepburnとPeckの映像が
収められていたが、二人とも上品さが失われず
それも素晴らしいことだと思う。

物語の展開にしても、最後に王女が
自分の運命を受け入れるからこそ、
今なお、人々を感動させる力を持つ。

さて、DVD付属の映像を見て知ったこと。

脚本家Dalton Trumboは当時、共産党員や
その支持者と見られる人々を排除する赤狩りの対象と
なっていたため、映画のクレジットにその
名前は掲載されなかった。

作品がデジタル化されたとき、
Dalton Trumboの名前がクレジットに加えられたという。

人生はかならずしも思いどおりのならない、ですね。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

最近のトラックバック

2016年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30